京都は観光客がいなくガラガラです。
放デイの経営戦略
放課後等デイサービスはフレームワークをどれだけ作りこむかが重要です。
放デイのフレームワークは「型」や「枠組み」を意図しております。
こどもプラスさんの運動療育などは型としては非常に良いと思います。
わたしの展開している施設は、(「右になれ(軍隊)教育」に否定でしたので)個別対応型です。個別対応というフレームワークをきっちりと作りました。どのように対応し、どのような利用者がどのように成長していくかを作り上げました。
ここでいう放デイのフレームワークはどの選択でもよいと思います。
しかし、多くの放デイ施設が利用者に合わせて作り上げていこうとします。
どの利用者が来るかわからない、利用者により対応していこうという施設ばかりです。
経営者と自発管と指導員の想いは違いますから、その相違からフラストレーションが少しずつ溜まっていきます。
それぞれの立場でやりやすい環境をまとめていくと
・このほうが良いと思う
・この方法がやりやすい
など私利を含めたばらばらな状態が施設に蔓延していきます。
次に入る利用者や親がそれに合わせないといけない状況
あるいは
新たに入るスタッフが、上司により方法を変えないといけない状況
こういう負のスパイラルに突入しやすい場面ばかりになります。
ここで皆さん考えてください。
企業(施設)が一番してはいけない事とは何かを知っていますか?対応が悪い、汚い、、、、うんぬんかんぬんを並べることとは違います。
一番してはいけない事です。これが明確に無いといけません。
(答えをすぐに書くことはしません、また後日ブログで^^)
さてフレームワークをしたことで安心してはいきません。
忘れがちな理念を完璧につくることが重要です。
ワムネットなどで検索、違う企業のモノをパクッていないでしょうか。今の世の中はHPなどにも記載していますから簡単ですよね。
理念とは、それに従い行動あるいは判断していくための従業員の教科書です。
理念に反することは、解雇につながる相当(施設運営に反することである)処分であると考えます。ゆえに、正確に且つわかりやすく作らなければなりません。
さて問題です。
・毎週金曜日は、施設通信(プリント)を配布します。施設通信は、サービス提供時間もスタッフが順番で作成(ホッチキスやはさみ使用)していきます。
読み手のあなたが新入社員なら下記はどちらの上司の方法で行いますか?
①若手自発管Aさんは、職員室でみんなで手が空いた順番に作る為、こどもたちが手の届かない壁かけにホッチキス・ハサミを掛けます。
②ベテラン指導員Bさんは、職員室でみんなで手がすいた順番に作るが、やはり机の中の文房具箱(フタつき)に都度都度入れなおします。
自発管Aさんも指導員Bさんもどうちらも正しい行動をしています。
新入社員のあなたはどちらの方法を取りますか?
AさんBさん出勤に応じて行動を変えますか?
答え合わせをします。
あなたが空気を読める新入社員であれば、どうしようもありません。
面倒くさいですが、上司が喜ぶ方法を取るでしょう。それが人間というものです。
そして新人のあなた自身がやりやすい方法をして、
また新たな新人へ「どちらでもよいよ~」と教えます。
新人時代迷っていたあなたが、また新人を迷わすのです。
ここから大切な選択のときにも、どちらでもよいよ~になりかねません。末路は。。。
本当の答え
施設運営はどちらでもよいことが80%以上を占めます。
そのどちらでも良いことは、どちらかに決めます。なぜどちらかに決めるかということをきっちりAさんにもBさんにも伝えます。(新人が困る)
当然、AさんBさんは新人に教えるときに、「どちらでも良いが、ここではこの方法をとる、何故なら新人に」と理由迄きっちり教え込みます。
施設を経営し続ける限り、スタッフの入れ替えは発生しますが、このような教えで運営しているため、ブレが生じません。
このような事象をわかりやすく、理念にブチこみます。
理念で忘れてはいけないことが経営という福祉には強敵なワードです。
現場の職員は、現場メインで就職しますが、現場メインは理念に反する文言を入れております。
放課後等デイサービスの稼働率は、契約者25名前後で稼働は95%~105%に達します。私の1施設目(競合12施設)ではここに至るまでは、7か月かかりました。
詳細データをすべて作成してますが、それまでの施設見学は38名です。
65%が契約に至った計算となります(残念ながらお断りした利用者も数名います。)。これは実際に高いと思いますか?
私の考えは逆です。35%の人たちは、入所しなかったのです。
入所しなかった理由をわたしは経営者として土曜日・日曜日の時間帯に家庭訪問をしヒアリングするといろいろなことがわかりました。(これも後日のブログで)
放課後等デイサービスの大事なところをここでまとめておきます。(塾が類似)
- 開所から2年経過迄・・・新たな放課後等デイサービスへの期待
- 2年経過後・・・放課後等デイサービスは安心と実績
あらたな放課後等デイサービスは、期待が非常に高いと言えます。が実績が無いため、安心感が無いという不安があります。
2年経過後の放課後等デイサービスは、実績が全てです。口コミなども含みます。
それには数が多く必要です。「あの施設よかったよ」など。
安心と実績に向かうためには、契約者が20名に至っていないという期間を過ごしてはならないのです。
毎回、営業に回っているという経営者がいます。
回っていて利用者が来ないということは、施設の運営方法の責任かもしれませんが、あなたの営業スキルが無いのです。いやむしろ営業すら出来ていないのかもしれません。
営業先である相談支援事業所には男性職員・女性職員の両方います。
わたしの営業は、男性職員のところには、女性の保育士を営業に行ってもらいます。
昨今のナインティナインの岡村の風俗発言ではありませんが、保育士の女性は結果を残してきます。
契約者が23名に達した(減った)ところで、当施設は25名から27名になるまで営業会社になるのです。なぜなら理念にそれが記載されているからです。
フレームワークと理念の無い放課後等デイサービスは
2階建て木造住宅の上に、10階建てのマンションを増築するような行為である。
偶然優秀な複数のスタッフにより、素晴らしい運営がなされているところもあるかとおもいます。が、これは経営であるかぎり、偶然というギャンブルになってはいけないと思います。
思ったことをかきつづりましたので乱文ご容赦ください。
企業(施設)が一番してはいけない事とは何かを知っていますか
→楽しみにしておいてください。
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